EMV

EMVとは

Europay,MasterCard,VISA protcol の略。
EuroPay、Mastercard International、Visa Internationalの間で統一規格されたクレジットカード仕様のひとつ。
一般的には、加盟店がPINパッドの付属したクレジット端末でICカードと暗証番号の認証をする「仕組み」を指す場合が多い。

EMVのメリット

仮にEMV非対応(PINパッド無し)のクレジット端末を使っている状態で、偽造や拾得されたカードを第三者が持ち込んで不正利用をされたとしても、正当な売上票(サイン入)が手元にあれば、売上金が入金されないようなことはない。

このように、加盟店がEMV対応端末を設置するメリットは、一見まるで無いかのように見える。

しかし、実際に不正利用あった場合には、アクワイアラから加盟店へ売上票の照会依頼の連絡が、複数回行われる場合がある。
これらに漏れなく対応出来ている限りは問題ないが、加盟店規約には「売上票に関する照会依頼などに遅滞なく応じる」という旨の条文があり、対応遅れや未履行による加盟解除のリスクが伴う。 
このように、カード関連業務の絶対量や、加盟解除のリスクを減らせることが、加盟店にとってのEMV導入メリットと言える。

EMVの背景

EMVは偽造カードによる不正被害の解決策として、2001年から世界各地で本格導入された。
日本でのEMV化はずいぶん進んだが、それでもまだ磁気カードが多く残っており、加盟店端末もPOSの対応がなかなか進まない状況にある。
対して、イギリス・フランスでは商用化開始から5年以内にほぼ100%のEMV化を達成している。

セキュリティと相互運用性に優れたEMVの導入は、アクワイアラや加盟店にとって必要不可欠なため、日本も東京オリンピックの開催までに完全EMV化の目標が掲げられている。

EMVの課題

EMV化は磁気カードを接触型ICカードに更新するだけにとどまらず、決済カードに関連する業務システムの広範囲に及び、かかるコストを誰が負担するのか?という課題が見えている。
また、非接触ICカード決済やモバイル決済も浸透の気配がありEMVだけが解決策とは言えないのも課題である。

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