小学生でもわかる!クレジットカード発行会社(イシュア)の仕事・やくわり

2015/04/30
  • 決済代行コラム 小学生でもわかる!シリーズ
このテーマは:「早く大人になって、何でも買えるカードが欲しいな!」なんてよく言う子ども(小学生になりました)がいる私が、小学生にもわかるように、クレジットカード業界の事を説明(せつめい)するコーナーです。

先日も、Yahoo!カードという「使うたびにTポイントがたまる」お得なカードの発行が始まりました。

Yahoo!カード

引用元:https://pr.yahoo.co.jp/release/2015/04/01c/

Tポイントは、うちの子どもが大好きな「TSUTAYA=ツタヤ」や、一部のコンビニなどのお店や、インターネットのサービスで使える「共通(きょうつう)ポイント」と呼ばれるもので、使えるお店の数がいちばん多い共通ポイントが「Tポイント」です。そのTポイントが、どこで使ってもたまるこのカードは、「とってもお得なカード」なんです。

このように、新しいカードの発行会社(イシュアといいます)は日々ふえていますが、今回はその「イシュア」が、どんな仕事をしているのか説明します。

大きく分けて3つの仕事

イシュアは、大きく分けて3つの仕事をしています。正しいよび方は色々あるのですが、大人の世界では、わざわざむずかしい言い方をする事がよくありますが、ここでは小学生でもわかる言葉を使います。

その3つの仕事とは・・・

    (1)カードを作って送る
    (2)使った人からお金をもらう
    (3)安全をまもる

というものです。じゅんばんに、くわしくお話ししましょう。

1. カードを作って送る

私たちがカードを持つためには、申し込んで「会員」になる必要があります。

その「会員※」になってもらうために、イベントをしたり、デパートなどの提携(ていけい=おたがいに助け合うこと)の相手を増やしたりします。
※会員になり、カードを持つ方法は第二回の記事を読んでください。

カードを送る
最近は、Yahoo!カードのように、会員を増やすための新しい工夫(お得なポイントなど)をする会社が増えています。

会員になれた人には、そのしるしにカードを送ります。

2. 使った人からお金をもらう

カードを使って買い物をしたら、後でお金を払わなくてはいけません。
申し込みといっしょに、口座振替(こうざふりかえ)で、銀行からイシュアがその代金をもらうための手続きもします。

このように、銀行の口座からお金を引いて、(返して)もらう事を「引落(ひきおと)し」と言います。
銀行から引落し
もし銀行口座にお金がなかったら、引落しはできません。その場合は、コンビニや銀行の窓口からイシュアに支払うための用紙が送られたりしますが、そうなると一時的にカードが使えないようにされたり、そのようなことが多いとカードで使える「ショッピング枠(わく)」を小さくされたりする事があります。

3. 安全をつくる

安全をまもる
イシュアは2つの安全をつくっています。そのうち1つが

3-1. 会員の安全

です。どんな事かというと・・・

毎月の明細(めいさい)を出す

どこでどれだけカードを使ったか、を書いた紙を「明細書(めいさいしょ)」と呼びます。それを作って送る(一部、メールで送るサービスもあります)事で、おぼえのない利用がないか確認できます。

カードが他人に使われないようにする

カードに印刷されたセキュリティコードを決めたり、会員自身がパスワードを設定する本人認証(にんしょう=たしかめ、かくにんすること)をしたり、不自然な使われ方を見つけたときに、会員に電話をくれたりします。

もちろん、カードをなくした時(番号をかえて)や、有効期限(ゆうこうきげん=この月まで使えるという、しめきり)が来たら新しいカードを送るのも大事な仕事です。

もう1つは、当たり前の話ですが

3-2. 自分たちの安全

です。たくさん使われたのにお金を払ってもらえなかったら、イシュアが損をしてしまいます。そうならないように、その会員の年齢や、収入(しゅうにゅう=お給料など、入ってくるお金)の他に

  • これまでどれくらい使ったか
  • 支払いが遅れたことがないか

という「どれだけ信用できるか」という情報をもとに、お店で使える「ショッピング枠」やお金をかしてもらえる「キャッシング枠」を決めています。

これらを、まとめたものが・・・

ここまでのイシュアの仕事と、やくわりをまとめた書類があります。それがカード会員になるための申込書で同意(どうい=したがう事をみとめる)する

会員規約(かいいんきやく)

なのです。

また、クレジットカードには「ブランド」というものがあり、イシュアはその「ブランド」とも契約(けいやく=約束のしるしに書類にサインとハンコを押す)をしています。

VISA,Mastercard,JCB,AmericanExpress,Diners

クレジットカードの国際5ブランドであるVISA、Mastercard、JCB、AmericanExpress、Diners

カードブランドの仕事・やくわりについては、また別の記事でお話しします。(大人の方向けにはこちらで一部書いていますのでご覧ください。)

まとめ:大事な書類はよく読もう!

大人になると、このように様々な「契約」をすることになります。その中身をよく読まずに契約してしまうと、思わぬ損をしてしまう事もあります。

第二回の記事でも、「信用できる人は大人」と言いましたが、「自分の行動に責任が取れる人」も「信用できる人」です。

みなさんが大人になったら、色々な「責任」と向き合うときが、からなず来ます。そのとき急にそうなるよりも、子供のうちから「責任」というものを意識(いしき=はっきりと知り、気にかける)しておくと、あわてる事が少なくなると思います。

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