プロのマーケティング担当者が教える、ネットショップ開業前に考えておくべきこと

2015/04/08
  • 決済代行コラム ECのツボ

 突然ですが皆さん、稼ぎたいですか?


 稼ぎたかったら是非、私からこの「ありがたい壺」を買ってください。すぐに、いや秒速で億を稼ぐように・・・おっと、エイプリルフールはもう過ぎてました!

 毎度お馴染み、引っ張る國藤です。

 ネットショップの運営やマーケターをされていて「稼ぎたくない」なんて方は皆無ではないでしょうか。ちょうど、最近ではソーシャルメディア界隈で

    稼ぐことは、悪いことだと感じてしまう

という内容のyahoo!知恵袋が話題になっていましたね。

 という事で今回はなんと!気前よく

    稼ぐための考え方

 を公開します。これで皆さんも「ネオ國藤族」ですね

稼ぐための考え方とは?

 さすがにグラビアアイドルの彼女はいませんが、BtoCでは元プロであり、BtoBでは現役マーケター(獲得リード数は順調に右肩上がり)の私が、この春から新規でネットショップ開業の担当や、マーケティング部署に配属されたそこのアナタ向けに、ちょっとしたマーケティングの仕組みや考え方を、以降数回にわたり公開していきます。

(少々違っても、お役に立てるよう心がけます)

環境、分類、対象、位置どり

 今回のテーマは上の4つです。

 マーケティングのセオリーとして以下6つのステップがあります。

      (1)環境分析

      (2)セグメンテーション

      (3)ターゲティング

      (4)ポジショニング

      (5)マーケティング・ミックス[4P]

    (6)実行と評価[↑フィードバック]

 全ての詳細をお話しするのは重いので、今回は要所だけ。

 例えば(1)の環境分析にはPESTや3C、SWOT・・・といったように各ステップには便利なフレームワークがありますが、深堀りしたい方はそれぞれお調べいただくとして・・・かんたんに言うと前半4つの

    (1,2)私は何を (3)誰に (4)どう 売るのか?

というのが「開始前に考えるべきこと」なのです。

1&2. 私は何を売るべきか?

 ここで重要なのは「私」です。個人や法人の現状(強みや弱み、他事業とシナジーが出るか?など)を正しく把握し、適切な商材を選ぶべきです。

 世の中には他事業とのシナジーやその後のアップセルのために、ある程度利益度外視で行われるネットショップも存在するのは確かですが、そんな場合はゴールが遠かったり見えなかったりしますよね。
 ゴールが見えないまま全力疾走を続けるのは正直いって精神衛生上、極めてよろしくないのです。何しろ事業が続かなかったら、元も子もありませんからね。

 世の中のセオリーはに反するかもしれませんが、私は商材や事業が「長く続けられるものか?」が、かなり重要だと考えています。

 なので最初に・・・

     「儲かる商材」であるか?

 を充分に吟味すべきなのです。

 ところで前回記事の”すぐ出来る系ネットショップ“の編集段階で同僚から「そういえばこんな面白いショップがあってね」と、BASEで作られた「バイクサンド(http://bike-sand.com/)」というショップを紹介されました。
バイクサンドのイメージ
 これがまた最高に面白い商材でして、何とダンボールを主原料とした自転車(MTBやロードバイク)を、電車や飛行機等で運ぶための「軽量かつ保護力の高いキャリーケース」だったのです。

 ナイロンバッグが付くものの、ダンボールが主原料で2万円少々のお値段、これは実に優秀な商材です。しかも自社開発のようでパテント(特許)料も取られませんし、何なら将来的にパテント収入すら期待できる素晴らしい設計です!

 以降、こちらをモデルに話します。

3. 誰に売るべきか?

 バイクサンドの場合、極めて単純に

  • ロードバイクやMTB(マウンテンバイク)を電車や飛行機で運ぶ必要がある方

です。もう少しハッキリさせると

    トライアスロンやMTBが趣味の方

・・・書くまでもありませんね(笑)

 私の身の回りでも世の中でも「過酷なスポーツに挑んでいる方は優秀なビジネスマンである」ことが多いようですので、これくらいの単価はあまり「高価」と受け取られないでしょう。

 むしろ高価な自転車を傷つけたり壊れる事を防げるなら、数回で使い捨てたとしても(実際は修理しながら長く使える設計思想)優秀なコストパフォーマンスと言えます。

4. どう売るべきか?

 「誰に?」が明確である場合「どうやって?」もスンナリ見えるでしょう。しかもこのプロダクトの凄いところは、必要性から生まれており競合が皆無である事です。(ハードケースは存在しますが価格軸で同ポジション不在)

 集客面ですが、実はFacebookはトライアスロンやロードレーサーなどのチームの連絡網として活用されていることが多く、更にユーザーが「こんなの買っちゃったぜぇ~♪」と写真をアップして自慢する事も想定でき、自転車仲間の間で「何これ!いいね!」と、いわゆる「ソーシャルでバズる」土壌と仕掛けが既にあるようなものです!

 前回説明した「単価が高く少数の販売でも利益が出るもの」に、ピッタリ合致していると思いませんか?

ここまで条件が揃えば間違いない!

 と言い切れます。だってそうでしょう?

  • 利益率が高く
  • 競合がなく
  • 集客が低コストで
  • 対象へのリーチも容易なうえ
  • ネットショップも無料ですぐできる

んですから!それくらい考えぬかれた素晴らしいプラン。マーケティングありきでプロダクトが生まれていても、おかしくないくらいです。

 もし、発想があったとしても「プロダクト開発のノウハウ」という障壁が、かつては存在しました。

 しかしここ最近はどうでしょうか?3Dプリンタやレーザーカッターが時間貸しで使える※世の中です。プロトタイピング(試作の繰り返し)というものは資本力のある大企業だけに許される事ではなくなり、ネットショップ開業も無料ですぐに始められるようになり

    スモールビジネス開始には最高

な時代になったと思いませんか?夢が広がりますよね!

 ※・・・3Dプリンタなどの体験は、是非Maker’sBaseさんへ!【当社加盟店様へ勝手にネイティブアド】

マーケター視点で生活する

 こういう視点を持って仕事に取り組んだり、街を歩いたり、インターネット(ソーシャルネットワーキング)をする事で、思わぬビジネスのヒントを得ることが出来るんです。マーケティングは大事だし、マーケター(マーケ部門所属)って刺激的で楽しい仕事だと思いませんか?

 今年度からネットショップを開業されたり、マーケティング担当になった方のご活躍を心よりお祈り申し上げますとともに、本エントリーが少しでも皆様のビジネスのヒントになれば幸いです。

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